皆さんこんにちは!
住センターの鈴木です。
各生命保険会社が一斉に
法人向け商品を販売停止してますね。
2017年2月に日本生命が全損商品を
開発しバカ売れしました。
それを見て競合他社も追随したわけですが
ついに国税庁がメスを入れてきました。
全損商品は飛ぶ勢いで売れましたので
各社売り上げは二桁以上伸びていたと
思います。
国税からすると全損商品をドバドバ加入
されたら税収減となります。
青汁王子が逮捕された件でも感じましたが
目立つと目を付けられますね。
今回驚いたのは昔から販売していた
半損プランにもメスが入りそうなこと。
いわゆる長期定期保険という商品で
保険料の半分が損金計上できます。
長期定期保険はこれまで中小企業の
経営者に好まれておりました。
保険料をかけている間は死亡保険
が付き、保険料の半分を損金に
算入できます。
解約返戻金のピークが80%以上で
あることが多く、高い場合は90%
を超えることもあります。
経営者としては万が一の保障と
将来の現金ニーズに備えられた
わけです。
それが今回規制が入り、解約返戻率が
50%を超える商品は半損は認められなく
なりそうな気配です。
そうなると長期定期保険の魅力は一気に
下がりますので、これまでのように売れなく
なると思います。
生命保険に求めるのはシンプルに
万が一の保障となってくるでしょう。
今後の予測ですが、生命保険会社は
保障範囲を拡大した保険と変額保険
に力を入れてくると予想しています。
超低金利で定額商品の開発は保障
内容に工夫を凝らすしかないです。
また変額保険や外貨建て保険であれば
円建て定額商品より高い利率で商品
設計ができそうです。
AIやIOTなど時代は変化していきますが
すごいスピードで市場も変化します。
変化のタイミングを逃すとドンドン
置いて行かれます。
変化にいち早く対応できるように
頭を柔軟にしたいところですね。
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